第2回ノミネート 2010
No.3 井上明子
”元気いっぱいの笑顔と明るさを患者様に!!”
現在の職業:
洛和会音羽記念病院1病棟 看護師
推薦文:
看護師歴8年目の中堅ナースとして、患者様やスタッフ皆の良きムードメーカーです。
井上さんは、新人の時から腎臓内科に所属しており、年々増加する糖尿病性腎症やその他の原因で慢性腎不全に移行し、血液透析や腹膜透析を導入する患者様への指導やケアにあたっています。慢性期疾患を持つ患者様にとって、病気と向き合うこと、一生病気と付き合っていかなければならないことなどは、様々な不安や恐怖感を抱くこととなり、またそれは患者自身だけでなく、家族にとっても同様です。そのような患者様や御家族と真正面から向き合い、いつも笑顔で患者様の目線に合わせたケアや指導を行っています。そのため、患者様や御家族から「井上さんの笑顔と笑い声を聞いたら元気になれる!」というお声をよく頂いたり、退院した患者様であっても「元気をもらいに来た。」とわざわざ訪ねてくださったりすることがあります。
また、患者様だけではなく、先輩や後輩へも常に気配りを行い、笑いの絶えない環境にしてくれています。これも、小学生から中学生までバレーボール部に所属し、高校ではバスケットボール部に所属するなど、スポーツを通じチームプレーの醍醐味や、上下関係の大切さを身につけてきた技といえるでしょう。身長は150cmにも満たない小さな体ですが、心はとっても大きく皆を受け止める器を持った人です。時には、ドジや失敗もあり泣きべそをかいていることもありますが、そこはご愛嬌ということで皆を和ませてくれています。
彼女自身は、「もっともっと勉強して、これからも増加してくる様々な患者様のニーズに、誠実に答えていけるようになりたい」と夢を膨らませています。このような、キラキラした笑顔で、患者様やスタッフに勇気や癒しを与えてくれている井上さんを、皆が応援しています。