第2回ノミネート 2010

No.8  俣野由佳

”いつも笑顔を絶やさないリーダーです”

現在の職業:
医療法人社団洛和会 洛和会音羽病院 看護師

推薦文:
当病棟は消化器外科・大腸肛門科と夜間救急受け入れ病棟の混合病棟です。短期入院・手術を受け入れ、夜間の救急を受け入れている病棟としてあわただしく働いている中にも笑顔・活気ある声で、患者さんだけでなく、スタッフも癒され元気づけている、俣野看護師を推薦したいと思います。

俣野看護師は、当病棟の中でも、消化器外科の慢性期・終末期を対象としたチームリーダーとして頑張ってくれています。

彼女を一言で紹介すると「元気一杯純朴看護師」です。

素直な心と純粋な気持ちで、患者さんやスタッフに接していることや、いつも笑顔を絶やさず、回りへの気遣いができる看護師です。

たとえば術後の患者さんがゆっくり歩行器に身体をまかせながら、ナースステーションの前まで歩いて来たことに気付くと、いち早く、その患者さんの側にまで行って、一言「すごい!しっかり歩けているじゃないですか。うれしいです!」と笑顔で患者さんにほほ笑み返しました。患者さんは、背筋がピンとなり、またゆっくりと歩き出しました。誰にでも出来ることですが、毎日自然にやっています。彼女が患者さんのそばに行くと、他のスタッフもいつの間にかそばに近寄り彼女と一緒に声をかけることもよくある場面です。また、終末期にある患者さんにはどうしたら最良の最期が迎えられるか、看護師の私たちにできることは何であるかをスタッフに問いかけ、一緒に考えようというスタンスを取ってくれています。

彼女はいつも元気で患者さんだけではなく、周りのスタッフにも元気のエッセンスを与えてくれる存在です。

新人ナースからは、「自分のやりたいことを見守ってくれる、頼りになる存在」「大切なところは、しっかり指導してくれる」など、お姉さんのような頼りにされる存在です。チームのリーダー的存在で、チーム内で勉強していきたいことや、チーム内の運営も率先してメンバーに声をかけ、みんなの意見をまとめてくれます。先輩ナースからは、「いつも前向きで課題をきっちり解決していく人」「頼みごとをしてもいやな顔せずにやってくれる」と評価されている看護師です。

夜勤でどんなに忙しく、疲れていても次の勤務のときは元気に出勤してきます。私たちにとって励みになる存在です。

今年からは副主任として新たな大役を担う俣野看護師は、純粋な心で患者さん自身の立場になった考えを忘れず、チームリーダーとして頑張ってくれています。

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