第2回ノミネート 2010
No.9 宮坂真紗規
”病気を持つ子どもたちの夢・自分の夢を叶えるために”
現在の職業:
公益財団法人そらぷちキッズキャンプ 医療専門委員 看護師
推薦文:
宮坂さんとは北海道、滝川市にあるそらぷちキッズキャンプという場所で知り合いました。私は北海道の病院の小児科病棟で看護師をしています、難病の子どもたちが安心して楽しめるキャンプがあるということを聞き、病気を持つ子どもたち、その家族とともにキャンプに参加したのが3年前です。それからそらぷちキャンプ、宮坂さんとのお付き合いが始まりました。
キャンプは子どもたち、家族の楽しみや夢を叶える場所としてプレキャンプを続けながら本キャンプに向け着々と準備が進んでいます。宮坂さんはその中で子どもたちが、安全にキャンプを楽しむために看護師として医療スタッフの中心となり活動をされています。
宮坂さんが住むのは東京、キャンプ施設は北海道ですから東京での二交替勤務を続けながら夏冬数回ずつのキャンプの計画、参加する子どもたちや家族が安心して参加するための説明会や調整、PR活動など私が知っているだけでも多いときには月に数回、東京と北海道(と言っても滝川市は空港から電車で2時間ほどのところにあります、さらにキャンプ施設までは駅から車で、特に冬は1時間近くもかかるので遠いです!)を行き来しながら活動を続けています。
このたびキャンプの活動のため現在勤務されている病院を退職され、本キャンプオープンに向けてこちらの活動に専念されると聞いています。どうしてそこまで力を向けられるのかな?という私の疑問に、ご自身の経験を含め子どもたちへの思い、いくつかのキャンプに参加していく中で見つけた自分の居場所、自分の夢をも叶えること、と言うお話でした。
夢に向かってまっすぐに向かっていること、すばらしい仲間に支えられていること、誰もが憧れても誰にでも出来ることではありません。でも、何よりキャンプを楽しんでいるのは宮坂さんなのかも知れませんが…。同じ看護師としてそんな宮坂さんをまぶしく思いながら、子どもたちのためのキャンプにとって、私に出来ることは何か、これからも応援しながら協力してくことが出来るといいなと思っています。それはキャンプに参加した子どもたち、いま病気と闘っている子どもたちとそのご家族にとっての願いでもあるからです!みんなで活躍を応援しています!